①必ず契約書を取り交わす。

　口約束だけでも契約は成立しますが、後になってトラブルの
原因となることが少なくありません。

少額の工事でも書面で契約を結び、契約当事者双方の合意内容
を書面にしておく必要があります。


②契約添付書類も重要。

　一般的な契約書には、契約金額の合計や工期など基本的なこと
だけが記載されていますので、詳細は契約書に添付される書類
で確認することになります。

契約書に添付する見積書及び契約約款等の書面を確認し、
工事の内容や工事範囲などをあらかじめ明らかにしておきましょう。

　※契約約款は特に重視して確認下さい。（契約約款が無い業者は問題外です）


③契約書の支払内容は特に気をつけましょう。

　※全額前払いは絶対にしてはいけません。
　　通常は手付金30％（足場後など）、工事高30％、完成引き渡し後40％
　　または、業者によっては完成引き渡し後100％となります。


④追加工事や変更工事が発生した場合の対応などを確認する。

　塗装は工事を始めてみなければ分からない部分もあります。
　このため、あらかじめ事業者に追加工事や工事変更が発生した場合の
対応や負担できる限度額等について、業者と打ち合わせをし、
決定事項は文書で残しておきましょう。

　※但し、契約後の追加工事はほとんどありません。
　　プロが見積の段階でおおよその現地調査にて予想判断は出来てますので、
　　追加工事がある時は特殊か、お客様の追加要望に対してです。
　　安易な追加工事はプロではありえません。あるとしたら要注意です。


⑤業者の施工体制や保証内容などを確認する。

　自社で直接、施工や管理を行うのか下請業者を使うのか、施工後の保証期間。
　保険の業者登録（コピーを頂く）の有無や、アフターサービスの内容等を
確認しておきましょう。


⑥納得のいくまで確認する
　見積りやその他の資料、契約書の説明などにわからないことがあれば、
　納得できるまで何度も確認し、総合的に評価し、慎重に業者を決定しましょう。

※契約書の内容を他社と比較する事も1つの手です。（契約約款が無い業者は問題外です）

●塗装リフォームのトラブル原因の一番は契約書の内容です。

◆その他
①事業者の概要や施工実績を確かめる。
　会社案内等を入手して事業者の概要やこれまでの施工実績をしらべ、事業者の技術
　力、信用度や施工例などを実際に出来た物件を見に行って確認しましょう。
　
②施工中のチェック体制システムの内容を確認。
（お客様への塗料仕入れ伝票・写真・報告など）

③塗料の中塗り、仕上げ塗りを色違いで塗ることでお客様の目で確かめる事が
　出来る施工内容。


●弊社システムは上記は当然、事前にチェックしますが、多くの塗装業者はそれが
　出来てないのが多いのも事実です。

【注意】上記の件をお客様より提示依頼すのではなく、業者の出方を見ることで
　　　　その業者がお客様の立場で考えている業者か、判断できる材料になります。


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