建築塗装に使用される塗料は、大きく分けて4種類、
アクリル塗料、ウレタン塗料、シリコン塗料、フッソ塗料と言う
グレードが存在し、

アクリルからフッソと、右に行く程最新で、
高耐久、高価格になっています。

一番のお勧めグレードは、シリコン塗料で、
10年前は、とても高価な塗料でしたが、今では価格も落ち着き、
塗装業界で1番使用されている塗料です。

今はまだ高価なフッソ塗料も、
10年後には主流になっているかも知れません。


最近では、上記塗料グレードに、最新技術を付け加えた
遮熱塗料もあり、美観や防水性以外にも、機能性を付加した塗料も
あります。　
※シリコン遮熱塗料、フッソ遮熱塗料など


現在はシリコン塗料が支流となっておりますが、
予算が許され15年、20年先を見据えるなら･･･と
フッソ塗料を使用されるお客様も多くおります。


・アクリル系塗料　
㎡単価：一番安い
耐久年度：4年から8年

・ウレタン系塗料
㎡単価：アクリル系塗料より100から200円程高額　
耐久年度：8年から11年

・シリコン系塗料　
㎡単価：アクリル系塗料より300から400円程高額
耐久年度：12年から15年

・フッ素系塗料　　
㎡単価：アクリル系塗料より800から1000円程高額
耐久年度：16年から20年


※下塗り（シーラー）

　中塗り（アクリル系からフッ素系塗料）

　仕上げ塗り（アクリル系からフッ素系塗料）

と３回塗りが当たり前です。

アクリル系からフッ素系塗料は２回塗りますので、

㎡単価×２となります。


◆アクリル系塗料は価格が安い分、
　劣化による色落ちが早いです。

　アクリル系塗料は基本お勧めしません。

但し、紫外線があたらない軒天（ひさしの裏）
などに使用するには充分です。


●手抜き工事をする業者には意図的に、
　単価の安いアクリル系塗料を多く使用して
　おりますのでご注意して下さい。



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