◆今回は「手抜き工事を誘発する原因の一つ」をお話します。

手抜き工事をまねく最も多い原因の一つとして発注者側の

値引き交渉が大きな引き金となる。

ことはご存知でしょうか。


・発注者（お客様）はいかに金額を抑え施工してもらいたいと

　多くのお客様は考えています。

・塗装施工専門業者はより適正価格で利益を確保し、
　
　お客様に満足して頂たいと考えます。


例えば見積が適正価格で2､000､000円の物件だとします。

お客様が「金額を50万円安くして欲しい」との要望に業者が

応じて、1､500､000円 にした場合。


業者は最初の見積書の塗料ではなく、利益を確保する為に塗料を

１ランク、２ランク落とした塗料を使用、または薄めて塗装するか

ラベルを張り替えて偽り塗装となります。


いずれにしても、赤字を出しても塗装する業者はおりません。

まず、利益確保を最優先します。


だから、
　
何らかの手で本来適正価格で塗装するところをお客様の要望金額に

見合った塗装をするか、最初の見積書の塗料を使用すると偽り、

どこかで必ず手抜きをします。


つまり、適正価格よりかけ離れた金額でお客様が要望すると

良心的な業者はお断りするか、再度その要望金額にあった

見積書を提示してお客様に応えます。


しかし、残念ながら多くのお客様は最初の見積書の内容で

お客様の要望金額に応じてくれた業者へ発注され、

手抜き工事を自ら依頼しているのが外壁塗装の現状ですね。


【プロが見積もる価格はどの業界でも大差はないのが当然です】

安くかけ離れた価格は何らかの意志で安くしているのはあきらかです。

もちろん、適正価格より余りにも高い見積書は論外です。


●複数の見積書を依頼する理由は

塗装金額が安い業者を比較して、

安く見積もった業者を選ぶのでなく、

使用される塗料や施工内容が

適正価格で、そして業者の

お客様に対する誠実と親切な対応を

比較することにあります。


【物の価格には適正価格があり、それ以下の金額で購入すると、
　
　出てきた物は本来の物でなく、それ以下の物になる。】


★発注前・見積もりの段階で業者の質を見極めることが大切です。★

ご注意下さい。

★外壁塗装を失敗しない為には
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